カナダで出会ったキャンディーが日本に移住してもう16年なる。
日本に帰国した時にしか会えないが、会うたびに喜びを表現していつまでも飼い主の私のことを覚えてくれている。去年あたりからは目もほとんど見えてなく、以前のキャンディーではなく、一日中寝ていることが多く、だんだん寂しくなるものだと痛感する。
人間の介護のように手取り足取りご飯をお団子にして口に運んだり、水もなんとか口に入れて飲ませたり、薬も、目薬も、オムツまで何度もかえてあげる。
思い残すことなく預かってくれる人がお迎えに来てくれるまでお世話をしてまた次回の再会までしばらくのお別れとなる。
事情でこういう風にしなければならない愛犬を不憫に思う反面、また会える時までの楽しみに気持ちを置き換えていかなければならない。もうこういうサイクルが何年も続いています。でも犬の環境が整っているドックキャンプで他の犬たちと一緒に関わることでお散歩も楽しんでいると思っています。
毎月キャンディーの様子のアップデートがアップデートされて来るのが今では楽しみになっています。
写真入れで来るともっと様子を伺うことができるのでさらに嬉しいものです。
キャンディーの性格は、人の様子を伺って今、ここにいるべきでないと感じればさっと違う場所に移動し、静かに事が終わるまで様子を見ています。
地震が怖くて震度3ぐらいになるとトイレの方住むに身を隠し震えています。振動に恐怖感を持っているのです。それもそのはず4ヶ月の時に荷物を入れるところにケージごと乗って13時間かけて日本に最初にやって来たのでその時の恐怖が今でも忘れられないのです。
本当は一緒に連れて帰ろうと思ったのですが、高齢で振動恐怖症なので諦めて日本のドッグキャンプに私の留守中はお世話になっています。気品ある愛犬キャンディーが元気にしていることを思いながら生活しています。
離れていると写真などで心を和ませる事がほとんどで写真などの数もどんどん増えて来ます。写真の整理って結構難しくありませんか?かさばったりして結構場所もとるし、そこでとても便利で清潔にいつでもカード式のようにめくって見られるのでほとんどの写真整理には愛用しているものです。
“ラミネーション”をすると本当に何枚もの写真を一度にどんどん見られて便利ですよ。写真は時代を変えても残るものですよね、昔はラミネーションという便利なものはなかったので写真のままアルバムに貼り付けて30年も経ってしまうと剥がれて色もあせて保存に大変です。
母のところから姉と私が子供時代に3人で撮った写真を持って帰り、ラミネートして永遠に残るようにしてとても重宝しいています。犬の写真も含めて、物の整理ごとに大変に役に立ちましたので試して見てください。
キャンディーの話をしていたら写真お整理の仕方にまで発展してしましました。
こういう小さいことのアイデアが出て来るのも、物がありすぎて、そしてそれは全部必要なものなので捨てることもできず、頭を絞って考えていくうちにたどり着いたアイデアです。
ラミネーシャンで作った中には 写真入りしおりも好評でしたね。覚書や名前プレートを作ったりもしています。
キャンディーのアップデートの時に必ず送られて来る最近の様子を残していくためにプリントしたものをラミネートしてそこに穴を開けて紐で組みいつも見えるところに掲げています。
いつもキャンディーと一緒にいる感覚です。
愛犬キャンディーは家族の大事な一員ですからいつも向き合って会えないので手作り写真をいつも目に入るところに置いているようにしています。
今度また会える日まで元気にしているんだよーーと写真に向かってお話ししています。
ちなみにカナダではとても犬に対してフレンドリーで犬専用のパークが所々に設けてあります。電車やバスも犬には親切でフリーで乗せる事ができるんですよ。
キャンディーも今、ずっとカナダに置いておけばよかったかな、、と少し後悔しています。でもとりあえず、元気にしているので何も言うことはありません。