今の時代は自分が食べたいものは何でも手に入るし、重宝するものがありすぎて、そして世の中が便利になりすぎて、自分で何かを一から作るよりかは買った方が早いのも事実である。経済的にも全部とは言えないけれども、ついつい人間は楽な方に楽な方にと変わりつつある今日この頃ですね。生活が昔に比べれば豊かになったということでしょうか。
外国に住んでいるとなぜかありきたりな日本の食べ物が恋しくなってくるわけですが、やはり数に限りもあり、いつも常備できるとは限らないので我慢をして考えないようにしています。ある時、私の知人である日系人の人が福神漬けを作ったから食べてみてといただいたことがありました。
ちょうどレトルトカレーがあったので一緒に食べてみると真心こもった美味しい福神漬けでびっくりしました。赤々した着色料は一切入っておらず、歯ごたえも良くしかも生姜の香りもして、これからは自分でも作るようになりました。
お漬物はお店で買うものと頭に染み付いていたものがいっぺんに弾けていつでも食べたくなったら作ることができるようにと何度か作ってみては周りの人に食べてもらってその反応を見たりと、今では上手に作れています。
簡単にしか書きませんが、もしどうしても作って見たい人はお試しあれ!
質問などがあれば質問でお問い合わせくださいね。
まず、大きい一本の大根を用意します。
食べやすいように薄くお店で売っているような形に切っておきます。切るだけでも
腕が疲れますが、でも食べたいのであれば頑張れます。
今度はタレを作りますが、お鍋に美味しいお醤油とみりん、酒、砂糖を入れて沸騰する前で火をいったん止めます。
そこに先ほど切っておいた大根を入れて絡ませながら2~3分ほど時間をおいて全体に大根が使ったら網を使って大根のみを平たいオーブンシートにのでて粗熱を取りそのまま一日放置して置きます。次の日に鍋の汁を温めてそこに1日放置しておいた大根を入れてまた5分ぐらいしっかりと絡ませる。そしてまた平らなオーブンシートに移して一日置く。これを4日間繰り返します。
最終日の一日前にはスライスした生姜の千切りを加えてそしてついに手作り福神漬けの出来上がりとなります。
作る時間より食べてしまう時間の方が早いのですが、とても美味しいので、食べたくなったら作り、そして周りの方にも少し差し上げる。
今ではみんな私が作る福神漬けを楽しみにしてくれるほどです。
教えてくれた私の知人に感謝しています。
日本に帰ると、自分で作る時間よりもスーパーやデパ地下で買う時間がより効率的なので一切しなくなりました。
物が豊富すぎて何が何やらわからなくなるほどです。少しは不自由しながら、その不便さからくるありがたさをいつも痛感させられています。
何でもそうですが、程よくバランスを取るということはとても大切なことだと思います。
食事のバランス、考え方のバランス、体のバランス、ダンスに例えるなら
よく言われる足の重心のバランス、など、仕事のやりすぎでバランスを崩したり、怠けてバランスが取れない、となるとやはり、ほどほどにしておくのが一番なんでしょう。
ただガムシャラに頑張ればいいというものではないと最近になって気がつき、バランスよく頑張りすぎず、有利にライフを楽しもうと、違う角度で見直しているところです。働きすぎはやはりよくありません。我慢しないで自分の体のいうことを聞いて無理のない毎日にしたいものです。
自分の体は自分がよく知っていると思いますから。体と心の動きはいつも一緒です。一日の中でできれば笑顔を多くみられるようにしておきたいものです。
自給自足のあれやこれやとは、毎日の身近な出来事においても探そうと思えばあるものです。まずは自分のことが自分でできるようにしたいものです。