自分の体の動きを知るとはいうもののタイミングに合わせてパートナーと踊っても体がふらつくことが度々あり、パートナーから指摘されて気持ちも不愉快になる時もあります。
本当にダンスとは言え奥が深く自分が納得するまでは難しいスポーツでもあります。みんな一人一人のダンスも違い教える人のレベルも違うのでどこでよしとするかは私自身の問題になる。とにかくふらつかず、自分のベストをいつでも出したい。というのが私の今の目標です。
原因は足の働きにあるとわかりました。
つま先、土踏まず、かかと、この3つの部分をうまくダンスの種類によって使い分けていくのですが、この調節をもう少し意識しなければふらついたダンスになります。もっとわかりやすくいうと足に体重をかけるタイミング、どの足に自分の体重をかけてバランスを取るかということです。
ダンスの場合は前足が一歩先に出ていると体重は前足の上に体重が来るように指導されます。ある時は右足左足と並行に開いて立っている時は、右足と左足の間に体重かけるようにしなければならない。そうすることでしっかりと自分をサポートしてフラフラせずに自立したダンスを踊ることができると実感しています。
足の動きをマスターすればきっと私のダンスも地面にしっかり足をつけて重力感のあるダンスを踊ることができているかもしれません。
前は足以外の上半身の動きや腕、それにか頭の動きなどに集中していたので一番大事な足の働きに向き合えずにふらついてばかりのダンスになっていたとさらに反省して体の動きがもっと楽になってきました。
体が緊張した状態だとそれが腕に影響してカチコチの硬い腕になり
パートナーの動作を妨げて全体的に重いダンスになるし、つま先だけを使ってのダンスになれば、リスがバレエを踊っているかのようになっておかしな格好になってしまします。今の私のダンスインストラクターは私の無様なこうした格好を真似て私に見せてきます。ちょっと失礼な感じもしますが、実際私がこんなおかしなステップをしているのだと知らされるためです。自分が踊っている時は自分では何も意識していませんので後で見せられびっくりです。
足の使い方をマスターすることで今まで使い果たしていたエネルギーの半分でしかもテクニックは上達するということの方に集中しなければなりません。
何事にも頑張らなければと一生懸命な態度は変えたくないけれど、時としてそれがマイナスに出て来ることも少なくない。
柔軟性を持ち合わせ理念を持って時には発想を変えてみるなど、偏った考えや行動が邪魔をしている場合も考えられるような気がする。
ダンスをしている人の足の働きに目が走り一瞬ではあるけれど体の体重がどの位置にあるのかも感覚的にはわかってくると思う。
目で見て感じ取るしかない。もちろん言葉でも聞いてみるに越したことはないが、なかなか説明し難いので教える人もいうことを忘れてしまいがち。たまに聞かなければ返事は返ってこない。
足の位置、体重のかけ具合、ヒップの使うタイミングがそれぞれきちんとできていると不思議に全部がパズルのようにリズミカルに体の動きがしなやかに動いてくれます。
その瞬間は新しい自分の自信が出てきてダンススキルもアップしたと実感する時です。だからダンスがもっともっと楽しくなる。
人間のライフにも置き換えられますが、粘りつよく諦めずに追求すると必ず何か最後には得られるものと信じています。
体のいうことはしっかり聞いてあげるということですね。
何事もバランスを保ちながら頑張りすぎず、怠けすぎず、どちらかに重りを置くことなく体ができる範囲で継続していくこと!!
継続は力なりですね。