ある時イタリアを紹介するテレビ番組を見ていたら、ファームの家の方がイタリアの家庭料理を紹介してこんなことを言っていました。
100パーセントのイタリア人は自分の手の感覚だけを頼りにして分量は計らず料理を作っていくそうなんです。何を入れるかだけはしっかり覚えてどれだけ入れるかはその人の感覚で感じるしかないと言うことですよね。
きっと小さい子供の時からお母さんやおばあさんの手料理を肌で感じながら美味しかったことを目で覚えて味を舌で感じて大人になっていくのでしょう。
イタリアの家族の賑やかさと温かさが伝わって来ます。
と言うことで私はもう何度も何度もイタリアのチーズケーキを適当に作っていつも同じ味になって美味しくいただいています。
ここカナダは移民国なので世界の食材が簡単に手に入るので私の冷蔵庫にはイタリアのチーズが華やかに顔を覗かせています。
それでは適当に何を入れたか言葉でご紹介しますね。
まず初めにイタリアンクッキーを細かくパウダーにして溶かしバターを加えたらベーキングパンに移して形取っておく。
次に卵と砂糖をよくあわ立ててその間にオレンジとレモンの皮を入れていく。
ここにマスカルポーネとリコッタを入れてさらに塩をひとつまみ入れてなじませていきます。
さらに、レーズンをラム酒でふやかしておいたものを入れて最後はパイナッツを入れていきます。
全体がざっくりと混ざり合ったら予め用意しておいた型に流し込んで325のオーブンで1時間ほど入れておきます。
簡単でとても美味しいので自分の感覚で作ってください。